ドイツdy-pack社と技術提携をした商品です。
クラフト重袋に微細なピンホール加工を施すドイツ生まれの加工技術です。袋本体からの脱気が可能になります。両底袋における充填速度のアップと粉漏れ防止、充填後に空気を含む製品の荷崩れ防止、などに期待ができます。ヨーロッパにおいて10年以上に渡り、食品・セメント・ケミカルなど多岐に渡る内容物での実績がございます。

マルチ袋やポリ同時製袋に脱気機能を付加するため、ポリ内袋にマイクロパーフォレーション加工（MP）を施した商品です。
水は通さずに空気を通す小さなピンホール加工（100μm以下）により、防湿を求められる内容物でもヒートシール加工後の脱気が可能です。
充填時及び、パレット積載時の課題解決に寄与します。
特にマルチ袋の製法ではMP加工のようにポリ内袋に穴を開けることは技術的に困難でしたが、当社の技術がこれを可能としました。

発酵飼料や発酵肥料のような充填後も発酵が続く内容物は発生したガスで袋が膨張し、積みつけたパレットで破袋や荷崩れを誘発します。そのため通常は脱気用の穴が必要で、発酵完了後にはカビや腐敗を防止するためにその穴をふさぐ作業が不可欠でした。
迷路シールは逆止弁の機能を持っているので、発生するガスを脱気したいが、外からの空気・水を遮断したいというご要望に最適です。

水溶性フィルムはポリビニルアルコールを原料としています。
合成樹脂の一種で、親水性が強く、水に溶けるという性質を持っています。この性質を活かして、汚水処理剤などのユニット包装袋に使用されています。
水溶性フィルムの袋に定量で個包装した薬剤を汚水にそのまま投入することで、薬剤に手を触れずにフィルムが溶けて薬剤の効果が発揮されます。
作業の安全性と簡便性の向上が見込まれることから、さらなる用途開発が期待されます。

一般紙は繊維間の結合が強く接着してできています。 水溶紙は、一般紙に比べて繊維間の結合の強さを極限まで抑えて作られているので水に濡れると溶けていくように繊維が分散していきます。
水に濡れない限り一般紙と同じように印刷・筆記したりすることも可能です。
また、貼り合わせやヒートシール加工などもできるため袋にすることもできます。
この機能を活かし色々な用途での使用ができ、新しい素材の一つとして用途展開が可能な製品です。

アレンジバッグは段ボールケースに代わる包装資材です。
包装する商品によって適性がございますが、過去の採用実績では段ボールケースと比較し、①包材コストが30％減、②包材スペースが90％減、③使用後の包材廃棄量が75％減となります。また、アレンジバッグの素材は“フレッシュパルプ100％”で段ボール古紙と比較し水濡れに強い材料を使用してます。
大型の紙袋のため、いろいろな形状にアレンジ対応が可能で、トイレットロール（トイレットペーパー）、ペットフード、猫砂、ショッピングバッグなどの活用例があります。

最内層にPE内袋を入れた片側が底貼りの紙袋です。片底の仕様にすることで片ミシンに比べて充填後の積載効率を改善することから、ホワイト物流の実現を目的として多用な業界でご採用を頂いております。その他の包装形態も含めた積載効率の改善のご提案が弊社では可能です。

上部と下部の両方を舟底のような形に成形した袋を「両底袋」といい、手動・自動の充填機で様々な内容物を充填することが可能です。充填側の底はインナーパッチで粉漏れを防ぎ、開封側の底はステップカットを使用することで開封機能を持たせつつ、粉漏れを防ぐことが可能です。両方の底からの粉漏れを防ぐことで商品価値を高めることができます。
既存の製造ラインを変更することなく、袋による粉漏れ対策が可能です。
内弁や外弁といった弁の形状選択はもちろん、より漏れにくくする施策として多様な封緘方法の中からお客様の用途にあわせたご提案が可能です。

補強紙のキワまで接着してほしい、というお客様のニーズにこたえて生まれた新商品です。
糊付けした箇所の隙間にゴミが入り込み、開封時にそれが落下するなどしておこる異物混入を防ぎます。
隙間なくしっかり接着されていながら開封が簡単にできる「イージーオープン」な製品でもあります。